銀行から開業費を融資してもらう為に必ず必要な9つの物

銀行から開業費を融資してもらう為に必ず必要な9つの物
起業や独立開業をして、一国一城の主になる!日々、会社に勤める社会人なら誰もが一度は夢見ることですよね。しかし、せっかく斬新なアイディアや面白いサービス(商品)があるのに、資金不足が原因で起業・独立なんて夢のまた夢、という方も多いのではないでしょうか。そんなとき、頼りになるのが銀行からの融資ですが、「いったいどうすればお金を借りることができますか?」なんて、いきなり窓口で訊くわけにもいきませんよね。そこで本日は、独立開業を夢見る皆さんのために銀行から開業費を融資してもらうために最低限必要なものについてお話していこうと思います。

 

銀行から開業費を融資してもらう為に
必ず必要な9つの物

 


その1:専門知識を持つ相談役

元々金融関係の知識が豊富な一部の人を除き、大概の人は融資に関する知識はさほど持ち合わせていませんよね。独立開業を目指して資金を集めている場合、専門家への相談料は懐に痛く、つい削ってしまいがちです。ただ、これが大きな落とし穴なのです。独立開業に失敗する人の中にはこの「専門家からのアドバイス」を事前に、もしくは初期の段階で受けていれば上手くいったというような例も多く存在します。

小金を惜しんだために、その後大きな損失を生むというのはよくある話。別に有名なコンサルタントや大きな事務所でなくともよいのです。まずは話をよく聞き、親身になって相談に乗ってくれる有能な相談役を探してから挑みましょう。

 


その2:事業概況書類

まず、銀行は融資を希望する顧客が「どんな事業を行い、どの程度の売り上げをあげているか(新規事業の場合には、具体的にどのくらいの売り上げが見込めるのか)」というところを重視します。新規開業のための融資を申し込もうと考えるのであれば、まずこの書類を用意しましょう。なお、この書類の作り方は専門の書籍やインターネットでも作成ノウハウが流布されています。しかしその1でも述べたとおり、素人がにわか知識で作るよりも専門家のアドバイスを受けて最初からしっかりとしたものを用意する方が賢明と言えるでしょう。

 


その3:商業登記簿謄本(履歴事項証明書)

新規で事業を興すために融資を申し込む場合、この書類は必須です。特に公的な金融機関で融資の審査を受ける場合には大変重要な書類になります。この書類で、銀行は融資を申し込んできた相手が詐欺行為を目的とした会社ではないか、あるいは怪しいペーパーカンパニーではないかなど、会社の実態がしっかりしたものであるかどうかを確認します。特に商号と住所変更はかなり厳しくチェックをされますので、そのニ項目に関しては十分に注意をしましょう。

 


その4:資金使途資料

融資を受けた場合、おもにどのようなことに資金を使うのかということを示す資料です。特に店舗や自社ビル、工作機械やその他店舗資材などの設備資金を申し込む場合には必須のものです。融資した資金を確実に回収するため、銀行は資金の使途やその流れをかなり深いところまで突っ込んで訊いてきます。ですからこの書類を作る上で大切なことは、単に使い道を記すだけではなく、そうすることでいかに利益になるか、その資金がどのような形で返ってくるのか納得のいく説明を添える必要があります。

 


その5:資金繰り表

昨今の不景気の影響で、銀行が融資の審査でとりわけ重要視しているのが「資金繰り」です。そしてこの資金繰り表というのは、顧客の収入と支払の状況を示す資料となります。この書類は決して必須書類というわけではありませんが、これを提出することで銀行側は資金繰りをきちんと管理できていると判断し、融資の際の印象を向上させることができます。

 


その6:銀行取引一覧表

銀行が他行の動きを確認するための書類です。顧客がどのくらい預金を持っているのか、担保の状況はどうなっているのか。あるいは他行と取引や融資が成立している場合、どのくらい融資を受けているのか。そういったことを一覧にしたものです。こちらも提出必須というわけではありませんが、あると銀行側の印象を向上させることができます。ただ、この書類に関しては銀行側から説明を求められます。ですから、しっかりと自分の言葉で具体的に説明ができるよう事前によく内容を理解し、ある程度突っ込まれた質問をされてもしっかり答えることができるようによく準備しておきましょう。

 


その7:損益計画書

新規開業に関する融資を申し込む場合、必須の書類となります。この書類は一言でいうと企業の成績表。一年間の事業活動の具体的な成果をまとめた書類になります。これを作成するポイントは、具体的に力を入れていく商品やサービスなどを明確に示し、具体的な数字の形でイメージしやすいものにすること。なお、これは素人には作成が難しい書類ですので、可能であれば専門家に作成してもらうことをお勧めします。

 


その8:担保

当然のことながら、銀行は融資した資金を万一のとき、いかにして回収するかということを考えます。そこで重要視されているのが、やはり担保。準備できる場合にはぜひ、この担保をできるだけ集めておきましょう。担保の種類は主に5つ。不動産担保、貯金担保、有価証券担保、売掛債権担保、動産(商品や製品、設備など)担保などがあります。最も一般的なのはやはり不動産担保ですが、ここで注意しなければいけないのは、銀行というのは顧客が担保として差し入れた土地や建物の不動産評価を丸々評価はしないということ。大抵、多くてもその七割前後の評価で判断します。

 


その9:保証人および連帯保証人

あまり良い印象のないこの言葉ですが、融資を受ける上でこの存在はやはり大きいものとなります。くり返すようですが、銀行というのは融資を回収する見込みがあるかどうかを重視します。ですから事前に準備することができるのであれば、是非とも確保しておくのが吉です。なお、保証人と連帯保証人の違いは責任の度合いが違います。連帯保証人には本人と同等の返済責任が発生しますが、単なる保証人はあくまで返済義務は融資を受けた本人にあります。連帯保証人がベストですが、見つからない場合もとりあえず保証人くらいは確保しておきましょう。

 

いかがでしたか。

以上のものをあらかじめ揃えておくことで、いざ起業しよう!と銀行へ行った際にも、比較的スムーズに融資を受けられるようになるでしょう。というのも、銀行というのは毎日大量の来客がありますよね。融資を受ける上で一番大切なことは、いかに「貸す側」の立場に立って準備するかということ。相手に手間をかけず、かつ「貸す側」の欲しがるものを最初から揃えておくのとおかないのとでは当然、銀行側の手間も印象も段違いというわけです。もはや終身雇用が幻となった現代社会、これを機に一歩踏み出してみようという方はぜひ参考になさってくださいね!

 

まとめ

銀行から開業費を融資してもらう為に
必ず必要な9つの物

その1:専門知識を持つ相談役
その2:事業概況書類
その3:商業登記簿謄本(履歴事項証明書)
その4:資金使途資料
その5:資金繰り表
その6:銀行取引一覧表
その7:損益計画書
その8:担保
その9:連帯保証人


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