香典返しの挨拶状 恥をかかない為に知る9つのマナー

香典返しの挨拶状 恥をかかない為に知る9つのマナー
香典返しの挨拶状を出さなければいけない時に、何を書いていいのかわからないということもあります。基本を押さえて、香典返しの挨拶状について香典を頂いた方にお出しすると恥をかくこともなく、相手に失礼な思いをさせることもなく安心できます。香典返しの挨拶状についての9つのマナーをしっかりと知って挨拶状を書きたいものです。

 

香典返しの挨拶状
恥をかかない為に知る9つのマナー

 


マナー1:挨拶状(お礼状)例文

一般的な挨拶状(お礼状)の例文をご紹介します。

拝啓
先般 亡祖父○○○○儀 葬儀に際しましては、
ご多用中にもかかわらずわざわざご会葬を賜りかつ御厚志を賜り有難く厚くお礼を申し上げます
葬儀の際は取り込み中にて万事不行き届きにて申し訳なく存じております
お蔭をもちまして○月○日に四十九日の法要を滞りなく済ませることができました
つきましては供養のしるしにこころばかりの品をお送りいたします何卒ご受納賜りたくお願い申し上げます
生前のご厚情に感謝申し上げますとともに今後も変わらぬご指導ご厚情を賜りますようお願い申し上げます
本来であれば拝眉の上お礼申し上げるのが本意ではありますが略儀ながら書中を持ちましてお礼かたがたご挨拶申し上げます
敬具
平成○○年○○月○○日
〒○○○ー○○○○住所
喪主 ○○○○
親族一同
*文面の関係上本来は縦書きですが、ここでは横書きにしています。

 


マナー2:内容は、感謝の気持ち、法要のご報告、略儀のお詫びを中心に

香典返しの挨拶状(お礼状)の文面には見慣れない言葉が並んでいます。ただし、その内容は、大きな違いはありません。大きく分けて、「会葬やお供えへの感謝の気持ちを述べる。」、「故人の法要が滞りなく行われたことへの報告をする。」、「本来は喪主が直接挨拶に伺うべきですが、書面や配送による略儀で済ませることへのお詫びをする。」というものになります。

 


マナー3:亡くなった方の書き方。

亡くなった方の書き方は続柄などによります。具体的な文面には、色々な書き方がありますが、頭語には、「拝啓」結語には「敬具」を使います。両方を使うか、両方を使わないかということにします。時候の挨拶は入れないことが多いようです。故人のお名前は、もっともシンプルなものである「故○○○○儀」(○○○○には故人のお名前が入ります。)だけではなく、喪主との関係、故人葬か社葬かなどの違いによって、「亡母○○○○儀」や「弊社社長○○○○儀」などとすることもあります。文末には日付と差出人の住所・名前(「親族一同」などと書き添えることも多いです)を必ず入れます。

 


マナー4:差出人の記名の順番

文末の差出人の記名の順番は、社葬の場合では、葬儀委員長の名前を筆頭に書きます。その横に喪主の名前、その横に親族が続きます。

 


マナー5:周りの人とも相談をして、文例なども上手に利用しましょう。

挨拶状には様々な文面があります。どの文面や言葉遣いが良いかも、場合によって違ってきます。自分一人でかき上げる自信が無い場合には、葬儀を行った地域の習慣に詳しい知人や、贈答品の業者に相談をしながら、既成の文例を取り入れて使ってみるのも良いでしょう。

 


マナー6:「、」「。」を使わないように

香典返しの挨拶状では、その文章中に「、」「。」を使わないようにします。これには諸説があります。法事も挨拶状もつつがなく行事が進みますようにという意味があります。葬儀全般の案内状は、句読点は使いません。式や行事がとどこおりなく進む為の願いが込められています。また、句読点には、それを読む相手の方が読む力があるのに、読解力が無い場合の補助とされるからなどのいわれもあります。

 


マナー7:穏やかに故人を偲ぶような内容

親しい間柄であれば、故人の思い出話を文章に入れても良いでしょう。印刷などでの挨拶状は一般的な物では、故人をよくご存じでない方にも差し上げることがありますので、基本的な内容にすることが多いです。しかし、親しい方へ差し上げる場合等では、印象的な心に残っている思い出話を織り込んで挨拶文を作ると、故人を偲んでもうらうことができます。たとえば、故人のプロフィールや故人の作った俳句や短歌、詩、お好きだった歌、ご家族から故人へのお手紙、故人からのお手紙など、真心を込めたものを差し上げても良いでしょう。

 


マナー8:拝眉という言葉

香典の挨拶は、本来ならば、お目にかかって申し上げるものです。しかし、それを、挨拶状で失礼しますという形で、挨拶状を出します。そのために、文章中には「拝眉」という言葉を使っています。「拝眉」という言葉の意味は、会うという言葉のへりくだった言い方です。お目にかかる、お会いするという意味です。

 


マナー9:香典返しは不要ですとの旨が記されている場合

香典をたくさんいただいた中には、香典返しは不要ですという旨が記されている場合もあるでしょう。しかし、この場合にも、香典返しと共に、挨拶状を差し上げるのが基本です。不要として下さったことに、お礼の言葉を添えます。また、地域によっては、香典返しを全くしないところもあります。また、社会福祉団体への寄付を希望されている場合には、○○○へ寄付しましたと記した挨拶文を差し上げます。また、扶養者が亡くなった場合には、「ご遺族の学資にお使いください。」などの言葉で香典返しが不要とされている場合もあるでしょう。この場合には、ありがたく、その御好意を受けても良いでしょう。挨拶文では、感謝の言葉も入れます。
香典返しの挨拶状は、これらの決まりを知って、香典を頂戴した方への香典返しとともにお出しする物です。相手との関係性を基に、文章を考えて、感謝の意を述べるとともに、故人を偲んでもらうきっかけにもしたいものです。

 

まとめ香典返しの挨拶状
恥をかかない為に知る9つのマナー

マナー1:挨拶状(お礼状)例文
マナー2:内容は、感謝の気持ち、法要のご報告、略儀のお詫びを中心に
マナー3:亡くなった方の書き方。
マナー4:差出人の記名の順番
マナー5:周りの人とも相談をして、文例なども上手に利用しましょう。
マナー6:「、」「。」を使わないように
マナー7:穏やかに故人を偲ぶような内容
マナー8:拝眉という言葉
マナー9:香典返しは不要ですとの旨が記されている場合


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