お悔みの手紙例文、すぐに使える9つのテンプレート

お悔みの手紙例文、すぐに使える9つのテンプレート
知人からの訃報を聞いて、お悔みのお手紙を書こうとする時に、なんて書いていいのかわからなくて困るという人は多いです。そんなに慣れている訳では無いので、文面に困りますよね。相手をいたわる気持ちはあるものの、言葉にしなくては、伝わらないものです。そんな時に、役立つお悔みの手紙例文をご紹介します。

 

お悔みの手紙例文、
すぐに使える9つのテンプレート

 

友人の母の場合

「お母様の突然のご逝去のお知らせを、何とお慰めすればよいかわからずに、悲しみが込み上げてまいります。いつも明るく対応して下さったお声がなつかしく思い出されます。今はただ、ご冥福をお祈りするばかりです。○○さんの悲しみを思うと、胸が痛みます。一日も早く元気を取り戻されることを願っております。ほんの気持ちですが、お花でもお供えして下さいますようにお送りいたします。お力を落とされないように、ご自愛ください。 心よりお悔みを申し上げます。  合掌   ○月○日 岡山花子」

 

参列できない場合(知人の奥様)

「このたびの訃報をしり、いまだに信じられない思いがしております。心からお悔やみを申し上げます。ご病状が思わしくないことはうかがっていましたが、このような悲しいお知らせを受けるとは思ってもみませんでした。ご家族の悲しみを案じております。やむを得ない事情がございまして、ご葬儀に参列することが出来ず、誠に申し訳なく存じております。心ばかりのお香料を同封いたしましたの。どうかご霊前にお供えください。ご主人のご冥福を、心からお祈りいたします。            合掌」

 

取引先の場合(社長)

「○○会社、○○○○社長の御霊に、取引業者の一員として、謹んでお別れの言葉を申し上げます。思えば○○社長は、御社の社員の皆様とご同様に、私ども取引業者にとりまして、慈父のような存在でございました。御社社長から私どもが受けましたご教訓は、数多くありました。その中でも、○○社長のお心の広さにはとても感謝いたしております。この度の御社社長のご逝去は、私どもにとってもとても悲しい事でございます。しかし、御社社長からいただいたご教訓は私どもの心に刻まれて、いつまでも消えることはございません。どうぞ安らかなご冥福をお祈り致します。」

 

知人の介護の末のご不幸(お母様)

「御母堂様ご逝去のお電話には本当に驚きました。深く追悼の意を捧げます。以前から入退院を繰り返られているのは、伺っていました。看病をされていた○○様の御苦労は大変なものだったことでしょう。しかし、何一つ愚痴など話されない○○さんにはとても頭が下がる思いです。手厚い看病の末のことで、淋しさもひとしおでしょうが、ご自身がお疲れを出されないようにくれぐれもお体を大切にしてください。」

 

参列できない場合(知人のお父様)

「この度は、お父様のご逝去の報に触れ、あまりに突然のことで、大変驚いています。ご家族の皆様には、どれほど心残りのことかと、お慰めの言葉もございません。先日お目にかかった時にはお元気そうでいらっしゃり、暖かなお声をかけて下さいましただけに、信じがたい思いでいっぱいです。すぐにお伺いしてお悔みを申し上げたかったのですが、事情がありまして、ご葬儀にも参列できずに失礼をいたしました。○○様もくれぐれもご自愛ください。ささやかながらお香典を同封いたしましたので、ご霊前にお供えいただきたいと存じます。まずは、書面をもってお悔みを申し上げます。」

 

参列できない場合(特定しない場合)

「この度の悲報を知り、全身の力が抜けるような思いがしました。心からお悔やみ申し上げます。あまりに突然のことで、ご家族、御親族の皆様にはさぞお心残りのこととお察しいたします。どうかお力落としのないようお祈り致しております。やむを得ない事情がありまして、ご葬儀に参列することはできませんでしたが、誠に申し訳ございませんでした。同封いたしましたものをどうかご仏前にお供えをして下さい。○○様のご冥福を心からお祈りいたします。                     合掌 」

 

参列できない場合(知人の奥様)

「この度の奥様の訃報に接しかける言葉も見つかりません。とても明るくてお優しい奥様のお姿が今でも思い出されます。どれほどお心残りのことだったでしょうか。何より○○さんのご心痛を思うと胸がはりさける思いです。遠方のため、ご葬儀に参列できずに大変失礼いたしました。心ばかりのものを同封いたしますので、どうかご霊前にお供えください。お体を大切になさって下さい。 合掌」

 

赴任中のために、参列できない場合(知人のご主人)

「ご主人様がご急逝されたとのお知らせを承り、驚きとともに悲しみにくれております。ご家族の皆様にはさぞかしお力落としのこととお察し申し上げます。とりわけ奥様のお嘆きを思うとお慰めのことばもございませんが、どうぞこのうえは一日も早く立ち直られますよう、お祈り申し上げます。私はただいま○○支社赴任中の身にて、ご葬儀に間に合いませんことをどうかお許しください。ご霊前にお花をお供えいただきたく、心ばかりのものを同封いたしました。遠路よりご主人様のご冥福をお祈り申し上げます。   合掌 」

 

遠方のために、取り急ぎ手紙を書く(知人の姉)

「遠路ままならず書中をもちまして姉○○様のご冥福をお祈り申し上げますことをお許しください。ささやかながら、お香典を同封いたしましたのでご霊前にお供えいただきたく存じます。 取り急ぎ一筆お悔やみ申しあげます。」

 

訃報を知って、本来ならば駆けつけてご葬儀にも参列してあげるのが本筋でしょうが、やむを得ずに参列できない場合に、お悔みのお手紙を書くことが多いでしょう。参列できない代わりに、香典や香料を手紙と共に送りましょう。手紙の内容には、亡くなった方のご冥福を祈る言葉と共に相手の方のお気持ちを配慮したり、自愛を祈る言葉を送ります。お悔みのお手紙の中では、NGワードがあります。九、四、重ねる、再三、続いて、追って、重ねて、迷う、重ね言葉(重ね重ね、くれぐれも、たびたび、またまた)などです。苦や死を意味したり不幸が重なったりという言葉は使いません。

 

まとめ

お悔みの手紙例文、
すぐに使える9つのテンプレート

・友人の母の場合
・参列できない場合(知人の奥様)
・取引先の場合(社長)
・知人の介護の末のご不幸(お母様)
・参列できない場合(知人のお父様)
・参列できない場合(特定しない場合)
・参列できない場合(知人の奥様)
・赴任中のために、参列できない場合(知人のご主人)
・遠方のために、取り急ぎ手紙を書く(知人の姉)

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