寄せ書きの例文、転勤する人が受け取って喜ぶ9つのメッセージ


インターネットやメールが主流の時代であっても、何かの節目にメッセージを贈る際には“手書きの文化”を大事にしたいものですよね。特に同僚が異動や転勤などで職場を離れる時、同僚からの「寄せ書き」というのは照れくさいけれど嬉しいものです。

とはいえ、どんなメッセージを送ったらいいのか悩んでしまったり、いつもありきたりで同じようなメッセージになってしまう、なんてこともありますよね。

その人との関係性もよりますし、小さなスペースに短い言葉で分かりやすく伝えることも重要です。そこで今回は「寄せ書きの例文、転勤する人が受け取って喜ぶメッセージをご紹介します。転勤するその人を思い浮かべながら、参考にしてみて下さい。ではご覧ください。

 

寄せ書きの例文、
転勤する人が受け取って喜ぶ9つのメッセージ

 

行ってらっしゃい!

サヨナラとは言わないまでも、つい「元気でね」「またいつかね」という曖昧な言葉を選びがちです。そんな時は「行ってらっしゃい!」を使いましょう。「ここは自分の居場所だったんだ」「背中を押してもらっている」という気持ちになります。“お別れ”のイメージが強くない言葉で、相手を気持ちよく送り出してあげましょう。

 

何かあってもなくても、連絡してね

嬉しいことは伝えたいものですが、悲しい出来事があった時は連絡しにくいもの。“何かあった時”では遅すぎることもあります。「何かあったら連絡してね」ではなく「何にもなくても連絡しあおうね」という言葉には相手をほっとさせ、これからもゆるい関係でつながっていけるという安心感を与える効果がありますよ。

 

どこに行っても好かれると思うよ

この一言で、「自分はこの職場で受け入れられてたのだな、少なくとも嫌われてはいなかったのだな」と感じることができます。もしかしたら、本当は心のなかで自分の転勤を喜んでいるんじゃないか、なんてふとよぎることがあるのかも。みんなあなたのことが好きだったよ、というサインにもなります。人に好かれる、ということは誰だって嬉しいはず!

 

○○を教えてくれたのは、あなたでした

どこかで聴いた歌の歌詞に出てきそうですね。これは、部下や後輩が上司に言うと喜ばれるでしょう。仕事をしてきた軌跡や実績への自信につながります。また、○○の部分はより具体的なエピソードを入れると良いですね。自分がいなくなっても、仕事への思いが引き継がれていく。そこで仕事をしてきた証にもなるメッセージは、ふと読み返した時にも思い出し、きっと力になるでしょう。

 

戻ってきた時は、○○へ飲みに行こう

“仕事以外でもあなたと関わりたい“という気持ちが伝わります。お店の名前も具体的にするとなお良いでしょう。飲めない相手には食事をしよう、というメッセージにするなど工夫してみて下さいね。相手が上司なら「また○○へ連れて行ってください。」となりますね。後輩や部下から誘われる、というのは嬉しいものですよ。

 

どんな出会いがあるか楽しみだね

自ら望んだ転勤であればワクワクしますが、突然の辞令、あるいは縁もゆかりもない土地へ転勤となると驚きと同時に困惑することも。転勤に対してネガティブな感情でいるかもしれません。そんな時は、転勤することでよいこともあるのだ、と思えるような言葉を投げかけてあげましょう。不安と期待は表裏一体。できるだけ期待に目を向けたメッセージを!

 

遊びに行くから案内してね

“遊びに行く”という行為にはお金と時間がかかります。会社員であれば有給休暇やお休みは貴重なものですね。また“案内してね”という言葉を加えることで、いつか来てくれる時のために、土地に詳しくなっておこうと前向きな気持ちを持てるのかもしれません。たとえ、社交辞令であっても嬉しいかも!?

 

一緒に仕事ができて面白かった

こんなことを言われたら、つい「私も!」と言いたくなりませんか?「楽しかった」と「嬉しかった」を足して2で割ったような「面白かった」という言葉。面白さやユニークさがあると仕事が楽しくなり、笑顔が多くなります。立場に関係なく使えるのも良いですね。

 

ありがとう!

一番シンプルで究極に伝わる言葉、それが「ありがとう」です。感謝の気持ちは色々な形で表せますが、この言葉に敵うものはないのかもしれません。より具体的に、「○○してくれてありがとう」と本人同士にしか分からないエピソードがあるとさらにグッド。「ありがとう」は魔法の言葉。上手に使いましょう!

 

さて、ピンときたフレーズはありましたか。「寄せ書き」は、普段なかなか口に出せなかったことを伝えられる絶好のチャンスでもあります。個人的に贈る手紙ほど重たくないし、小さなカードに一言だけ書くよりパワーがありますよね。ひとりひとりの心がこもったメッセージは短い文でもきっと転勤していく人の背中を押すことでしょう。

言葉には力があります。たとえ関係の薄かった人でも、メッセージを書く時は深呼吸して相手を思い浮かべてみて下さい。ほんの少し、転勤する人の気持ちになって、あなた自身の言葉で伝えることがきっと何より嬉しいはずです。

 

まとめ

転勤する人が受け取って喜ぶメッセージは

・行ってらっしゃい!
・何かあってもなくても、連絡してね
・どこに行っても好かれると思うよ
・○○を教えてくれたのは、あなたでした
・戻ってきた時は、○○へ飲みに行こう
・どんな出会いがあるか楽しみだね
・遊びに行くから案内してね
・一緒に仕事ができて面白かった
・ありがとう!

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