コミュニケーション能力がわかる!簡単にできる9つの診断


コミュニケーション能力(communication ability)とは、一般的に「他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力」を意味します。なお、「相手の目を見てはきはきと話す」「アフターファイブは同僚と酒を酌み交わして親睦を深める」といった、人と直接会うことに伴う能力のみがコミュニケーション能力ではなくて、電子メールや手紙による、顔を一切合わせない付き合いでもコミュニケーション能力は問われます。

そこで今回は、コミュニケーション能力がわかる!簡単にできる診断のポイントについて解説します。


コミュニケーション能力がわかる!
簡単にできる9つの診断

 

聞く力

話し上手は聞き上手。コミュニケーションの基本は、相手がいることです。目線や適度な相槌で話し手にフィードバックをしているか、いま一度チェックをしましょう。

「会話が弾むかどうかは聴き手次第」と心得て。相手の話に共感したり、面白いと感じたことに素直に反応するだけで、場の雰囲気も和らぐはずです。相手が、話し始めたら、話の腰を折らぬように心がけながら、聞き手に回るのがコツです。

 

伝える力

伝えたいことを事前にまとめ、結論から先に話すよう心がけましょう。まずは一度に1つのことだけ伝えるようにしましょう。

つい正論をかざして、ストレートに口に出してしまうタイプの人は、「私が思うところでは~」など、ワンクッションおいて、言葉を補いながら伝えるように心がけるとよいでしょう。

 

集中力

集中力不足かもと感じている人は、重要なポイントはメモを取るなどしながら、話の本質を常に意識してみてください。上の空だと、イメージダウンにつながるので要注意です。聴くときは集中して聴く、話すときは要点をまとめて話すといったメリハリを大切にしましょう。

結論だけにこだわると重要なことを聴き逃す危険性があります。重要な話は最後までじっくり聴くことが非常に大切です。

 

相槌や質問

人の話を聴くには、集中力はもちろん、適度な相槌や質問で話を促す姿勢も必要です。

目線や適度な相槌で話し手にフィードバックをしているか、「会話が弾むかどうかは聴き手次第」と心得て。相手の話に共感したり、面白いと感じたことに素直に反応するだけで、場の雰囲気も和らぐはずです。加えて、話題を振ったり質問をすることで話を膨らませるよう心がけたい。

 

分かりやすく、簡潔に

分かりやすく、簡潔に伝えるのが話し方の大前提です。話の構成の仕方に加えて、相手の興味を引く話し方や話題作りにも気を配リましょう。相手に話が伝わったか確認する習慣をつけましょう。

自分の話をしたら、相手の話も聴くのが礼儀と心得てください。伝えることを億劫に感じたり、コミュニケーションを諦めてはいないでしょうか。

「言わなくても分かってくれる」は、相手とのすれ違いを引き起こす要因になリますので、要注意です。日頃から、周囲に思いや考えを伝える習慣を持つようにしましょう。

 

表情、目線、手や体の動き、声の調子

表情、目線、手や体の動き、声の調子などは、その人の印象を左右する大きな要素です。心理学では、非言語的コミュニケーションと呼ばれるもので、コミュニケーションを円滑に進める上でも影響度は非常に高いものです。

試しに声に抑揚をつけて話してみましょう。声に思いを乗せることで、自分の気持ちもポジティブになれば一石二鳥です。

表情やしぐさが単調になっているかなと、気になる人は、鏡の前で自分の表情をチェックしてみてください。話し手に目線を向け、「聴いています」というサインを送ることを忘れないようにしましょう。

好印象の基本はやっぱり笑顔と心得て下さい。無意識のうちに出てしまう癖は落ち着きのない印象を与えがちです。日々、癖を意識することで改善していきましょう。

 

空気を読む力

空気を読む力は、相手やその場の状況に応じて、物事がうまく進む方法を考える上で役に立ちます。観察力と勘を働かせ、相手の立場やその場の状況をくみ取るよう心がけて、タイミングを見計らう力を磨きましょう。

「周囲の人の協力もあってこその仕事」と考え、自分本位になりすぎないよう注意して、「自分のことに集中する時間」を確保することから始めましょう。言葉が発せられた状況を複合的にとらえ、発言の真意を読み取ることも重要だと心得ておくとよいでしょう。

 

上手に伝える

自分の言いたいことを上手に伝えるには、進んで自ら、場の雰囲気を変えることから始めましょう。

マニュアルに縛られていると、突然の事態に対応する力が育たちません。状況に応じて、応対の仕方に幅を持たせるところから開始です。

不利な状況もいったん受け止め、違った角度からとらえ直すように心がけましょう。大局的に物事をとらえることも、機転力を高める秘訣です。

「コミュニケーションはトライ&エラーの連続」と考え、更なる一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。うまくいったとき、自分にも大きな◯つけて、褒めてあげましょう。相手が求めている言葉を意識してみるだけでも、状況は好転して行くはずです。

 

気配りや思いやり

程よい気配りや思いやりは印象アップに効果絶大です。自分が言われて嫌な振る舞いをしていないか、我が身を振り返ってみましょう。

集団の中での自分の位置づけや役割をいま一度見直すことから始めましょう。これを機に自分の姿が他人にどう映るか考えてみると、相手が気まずそうにしているとき、どう振る舞えばいいか見えてきます。

褒める、励ます、感謝するはコミュニケーションの潤滑油です。気配りすることで得られるプラス面に目を向けつつ、時には自分を認めてくれる人に会ってガス抜きをすることも重要です。「お疲れさまです。外回りご苦労様でした」など、“いつもの言葉+α”を心がけましょう。

 

さて、コミュニケーション能力がわかる9つポイントをお伝えしました。コミュニケーションの基本は、「相手は、自分ではない。」ということを理解しておくことです。全く同じことをしても、相手によって反応が異なります。それこそ、対応には臨機応変が求められます。9つの診断ポイントを活かして、コミュニケーション能力を磨いていただけたら、と願っています。

まとめ

コミュニケーション能力がわかる!簡単にできる9つの診断

・聞く力
・伝える力
・集中力
・相槌や質問
・分かりやすく、簡潔に
・表情、目線、手や体の動き、声の調子
・空気を読む力
・上手に伝える
・気配りや思いやり

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