慣れ親しんだ部署や勤務地を突然異動することになった時、今までお世話になった方々にする挨拶や異動先にする肝心な挨拶。緊張してしまって上手く挨拶できるのか、どうすればいい印象を持ってくれるのか、などと悩んだ経験、きっと一度くらいはありますよね。
新しい環境はとても緊張するものです。これから同じ職場で、同じ目標を持って働くことになった人達に、少しでも早く信頼してもらえるように親しみを持って挨拶しましょう。
そこで今回は異動の挨拶でデキる人と思わせる好感度の上がるあいさつについてお伝えします。ではご覧ください。
異動の挨拶でデキる人と思わせる
7つの好感あいさつ術
異動前には職場の人に挨拶を
今まで一緒に仕事をしてきた人達にきちんと今までの感謝を伝える挨拶をしましょう。突然の異動で悲しい気持ちもありますが、終わりよければすべてよし、という言葉もあるほど、最後は肝心です。みんなの前で挨拶する機会もあると思いますが、出来れば一人一人挨拶するのが望ましいです。今までお世話になった方や、仲の良かった同僚などに最後に感謝の気持ちを伝えましょうね。送別会を開催してくれるのであれば、そこで挨拶をするのもいいですね。みんなで食べられるちょっとしたお菓子なんかも渡すとより好印象です。
担当していた取引先にはきちんと挨拶を
担当していた取引先には不安な気持ちを持たれない様に必ず挨拶と異動する事を告げておきましょう。ここで手を抜いてしまうと、引継ぎに大きな影響を与えます。お世話になった取引先へのメールの一斉送信はあまりお勧めしません。気持ちを込めて、一部分だけでも変えて送ってみてはいかがでしょうか?後任者がいればその人の情報も書いておきましょう。取引先の方に安心感を与えるのもあなたの最後の仕事です。特に、お世話になった方のところへは直接足を運ぶのが理想です。また異動した1ヶ月ほど後に引継ぎ後の様子などを聞き、問題がないか確認することも大切です。その際あなた自身の近状も報告すると、今までの繋がりを保てるかもしれません。
異動先の上司には2度、事前に挨拶を
異動先の上司には転勤が決まった日に報告として挨拶をしておきましょう。こちらはメールや電話で大丈夫です。異動になりました○○と申します。よろしくお願いします。とシンプルで大丈夫です。次に、異動先初出勤の前日にも必ず連絡をしましょう!何の連絡もなく当日出勤してくるのと、前日に連絡があるのとでは受け入れ体制が変わってきます。自分自身も、異動先の方々も心の準備ができます。
本音は口にしない!
慣れ親しんだ部署を離れることになり、嬉しい人も本当に稀にいますが、ほとんどの人は不本意な異動だったり不満があったりしますよね?愚痴も出てしまうかもしれません。しかしこれから同じ職場で、同じ目標をもって働いていく同僚を不快にしてしまうのはマナー違反です。前の会社は○○だった等、マイナスな事は考えず、もちろん口には出さないようにしましょうね。前向きに新しい職場そして、新しい同僚、仲間と向き合ってみましょう!
異動先での挨拶は謙虚さをもちましょう
新しい環境、新しい職場の人達の前での挨拶はとても緊張しますね。頭が真っ白になってしまったり、不安なことも沢山あると思います。なにを言おうかとても悩みますよね。ここで注意することは前の職場の話は控えておきましょう。いろいろな人がいるので不快に思う方もいるかもしれません。全く駄目という訳ではなく任されていた仕事内容や、身に付けたスキル等自分をアピールする事はいい事ですね。これからの目標や、早く仕事に慣れるように努力するという意思を伝えましょう。第一印象は大切なので謙虚さを忘れず挨拶してみてください。
元気よく、簡潔に!
あまり長々と、もごもご喋っていても、なにを言っているの?と思われてしまったり、早く終わらせて~と、思う方もいるかもしれません。あまりいい印象は与えませんね。これから同じ場所で働いていく仲間の顔をきちんと見ながらいつもより少し高い声で挨拶しましょう。普段より少しだけ高い声で話すと明るい印象を与えます。深々とお辞儀をしてなにより元気よくはっきりと簡潔に挨拶をしましょう。これからの抱負や目標などを加えるとより、いいと思います。
笑顔で挨拶を
初日はだいたいの方が、緊張して固い顔になってしまいがちですよね。しかし好印象を持ち易いのはやはり愛嬌ですね!中には愛嬌がよく、努力しなくても打ち解けられる方もいらっしゃいますが、私はごくわずかだと思います。あまりデレデレしていてはマイナスですが、微笑む程度の笑顔は忘れずに!笑顔はあなたに対する印象も変わってきますよ。口角を上げる練習をしておくといいかもしれませんね。
いかがでしょう、数ヶ月前から事前にわかっていた異動、いきなりの異動、あまり気が進まない方のおられるのではないでしょうか。しかしここはポジティブに考えましょう。別れは出会いなのです。マイナスに考えていたら何も進みませんね。堂々とし、挨拶で、この人は出来る人!と思わせましょう。
挨拶は人と人を繋ぐ大切なきっかけにもなります。第一印象も大きく変わります。これらの7つの術は小さなことですがとても大切な事ですよね。少しでも挨拶で悩んでいる方のお役に立てればと願っております。
まとめ
異動の挨拶でデキる人と思わせる
7つの好感あいさつ術・異動前には職場の人に挨拶を
・担当していた取引先にはきちんと挨拶を
・異動先の上司には2度、事前に挨拶を
・本音は口にしない!
・異動先での挨拶は謙虚さをもちましょう
・元気よく、簡潔に!
・笑顔で挨拶を。