就職活動の時に履歴書と共に必要になるものが、職務経歴書です。職務経歴書には、今まであなたが携わってきた業務や持っているスキルについて、記入します。手書きにするか、パソコンで印刷するか悩むと思いますが、パソコンでは、修正しやすいことやレイアウトしやすいことや一度打てば、保存しておいて、何度もすぐにプリントアウトできるというメリットがあります。しかし、合否に関わる書類ということで、パソコンで作成するよりも、インパクトを付けるために手書きで書くことで、以下のようなメリットがあります。実践してみて下さい。
職務経歴書は手書きで書け!
格段に印象が良くなる7つの理由
パソコンでの職務経歴書が多い中で目立とう。
職務経歴書は、市販されている履歴書の中にフォーマットが入っています。職務経歴書として、専用にも売っています。今では、パソコンの中に職務経歴書のファーマットも入っているので、パソコンで手軽に作成する人も多いかと思います。手書きで書く方が、修正をしにくいために、レイアウトを考えたり、字のバランスや大きさに気を配ったりということが必要です。失敗した場合には、書き直しが必要です。そのために、職務経歴書を手書きで書くと、わざわざ、時間をかけて丁寧に書いてきたという印象を相手に与えます。採用する会社あてに書いたということもアピールできます。
役員や上層部を意識する。
職務経歴書も大企業やその他、多くの人が就職試験を受ける会社の場合には、書類選考が第1次選考になることが一般的です。膨大な書類の中から、パソコンでの職務経歴書では、字も小さくて、どれもパッと見では同じような印象を受けることになります。履歴書から「これは!」という人を選考して、職務経歴書には目を通さないということも、就職希望者が多い中ではあり得ることでしょう。手書きで、職務経歴書を作成して提出すると、個性が溢れて、インパクトはあります。選考する人に、興味を持ってもらうということがまず必要でしょう。そして、役員や上層部の人選者は、世代的にも何と言っても手書きが好きです。手書きの物は、小さい字ではなくて、少し大きめの字で読みやすいものが良いでしょう。
履歴書とセットで手書きにする
履歴書については、手書きで作成する人が一般的でしょう。最近では履歴書もパソコンからフォーマットを出して、それにパソコンで打つという人もいるでしょう。パソコンでは、スマートに作成できるのですが、個性という点では、没個性的になりがちです。内容はそれぞれ違うのですが、字面からは、同じよう簡素な印象を受けてしまいます。履歴書を手書きで作成することに加えて、職務経歴書も合わせて手書きにする方が、お揃い感があります。そして、あなたの書類という感じが現われて、個性的な物となります。
時間をかけることの意味
職務経歴書をパソコンで打つと手軽に作成できます。一度作成しておいたものならば、次の就職希望の会社へ出すときは、もっと簡単に打ち出せます。それに対して、手書きで作成となると、時間が掛かります。丁寧に書くということで、ある程度、神経を集中して、思いを込めて一文字一文字書くという作業が必要になります。そうすることで、自然に、その会社へ就職したいという想いも強まって、心も引き締まります。時間をかけて作業をするということで、単に作業を早くするということとは、違った「重み」という意味を持たせることができるのです。
手書きの練習。
手書きで書くという場合には、字が汚い人や、丸文字の人は、余計に丁寧に書く必要が出てくるでしょう。案外、字が苦手という人もゆっくりと書くことで、きれいな字を書くことができます。実際に、仕事をする上で、パソコンのスキルは必要でしょうが、ちょっと記入するという場合や急いで記入するという場合には、手書きで書く場面も多いので、手書きでもきれいに書ける様にということの準備にもなります。心はその人の文字に表れるということも言えるでしょう。
手書きで書いて心を落ち着かせる。
職務経歴書を手書きで書くということで、どんな効果があるでしょうか。今では、意外ですが、社会人が習字やペン習字の教室に通うことが一つのブームになっています。集中することができて、一心不乱になれる。雑念が消えるということが人気の理由だそうです。職務経歴書も手書きで書くことで、集中して姿勢を正して、字を書くために、心を落ち着けるということができます。そうすることを通して、次のステップや面接でどのようにアピールしたり、受け答えをしようかと自然にイメージトレーニング的な考えも浮かびます。
手書きということが与える印象
職務経歴書をパソコンで作成したものでは、内容からしか、伝えるものはありません。内容で勝負なのですが、手書きのものならば、プラスの効果が生まれます。1足す1は2では無く、3にも5にもなる可能性もあるでしょう。手書きの与える印象は、きちんとした人、意気込み、想い、真剣さ、情熱、元気さ、積極性、集中力、丁寧さ、アピール力、緻密さ、正確さなどがあります。もしも、パソコンで打って、パソコンの変換文字が間違っていて、本人が全く気が付いていない場合には、間違いの字が何度も見過ごされるでしょう。手書きの場合には、ゆっくり書くので、よほどでない限り、凡ミスは無いでしょう。
いかがでしたか。
今時手書き?と思う人も多いでしょうか。正式なお礼状なども手書きの方が正解です。履歴書、職務経歴書も手書きで、読みやすくということは基本になります。案外人選者は手書きを好む年代の人も多いでしょう。あなたの人柄や個性を手書きの職務経歴書に表現して下さい。
まとめ
職務経歴書は手書きで書け!
格段に印象が良くなる7つの理由
・パソコンでの職務経歴書が多い中で目立とう。
・役員や上層部を意識する。
・履歴書とセットで手書きにする
・時間をかけることの意味
・手書きの練習。
・手書きで書いて心を落ち着かせる。
・手書きということが与える印象