ニートから就職へ!無料で勉強できる職業訓練校活用術9つ

ニートから就職へ!無料で勉強できる職業訓練校活用術9つ
会社を辞めても蓄えはほとんどなく、頼みは失業保険だけ。なのに、その給付は3カ月先で…。そんな給付制限期間を乗り切るだけでなく、新しいスキルを身に付け、ステップアップした就職・転職も夢じゃなくなる方法をご存知でしょうか?それが公共職業訓練の活用です!公共職業訓練は失業者なら誰でも利用することがでる制度です。今日はそんな、ニートから就職へ!無料で勉強できる職業訓練校活用術9つをご紹介します。

 


ニートから就職へ!
無料で勉強できる職業訓練校活用術9つ

 

雇用保険を払っていなくてもOK!

公共職業訓練は雇用保険を支払っていなければ利用できない、と思っていませんか?しかし、現在は雇用保険に加入していない人を含め、求職者なら誰でも受講できるようになっています。

 

チャンスは1度の失業で1度きり!

公共職業訓練は原則として、1度受講すると、訓練修了から1年間は他のコースを受講できません。つまりチャンスは、1度の失業につき1回しかないということです。どうせなら、しっかり学んで、就職や転職に活かしたいもの。そのためにも、何を受講するのかしっかり考え、選びましょう。

 

交通費、通学手当も支給される!

失業者のための制度である公共職業訓練は、授業料は基本無料です。必要なのは数千円程度のテキスト代のみ。それだけでなく、交通費や通学手当なども支給されます。

 

失業保険の給付制限を解除しよう!

スキルアップだけが公共職業訓練を受けるメリットであはりません。実は、さらに大きなメリットが2つあります。1つ目は失業保険の給付制限解除です。これは例えば、自己都合退職の場合の3カ月後など、失業保険の給付制限期間であっても、受講を始めるとすぐ失業保険がもらえるようになるということです。

 

失業保険の期間を延長しよう!

2つ目のメリットは、失業保険の期間の延長です。これは失業保険の支給期間中に職業訓練をスタートすると、本来の支給期間が終わっても、その訓練が終わるまで同じ月額がもらえるというものです。例えば、所定給付日数90日の人が90日分の受給を終える日に訓練をスタートすれば、そこからさらに訓練期間分の日数分が延長給付になります。職業訓練の期間はだいたい3カ月~6カ月間で、若年者向けなら2年のコースもあります。これを最大限に活用すると、所定給付日数90日の人でも、理論上は最長810日も失業保険を受給することができます。

 

延長給付は支給残日数に注意しよう!

ただし、失業保険の延長にはいくつか注意点があります。所定給付日数が120日以下の人は、訓練開始日に支給残日数(所定給付日数から既に支給された日数を引いた日数)が1日以上ないと適用されません。仮に開講日に給付切れになっていると、訓練を受講できても、失業手当は支給されません。所定給付日数が180日以上ある人は、その3分の2の日数分の支給を受け終わるまでに訓練を開始していないと、延長給付が適用されません。また、所定給付日数150日の人は、120日分の支給を受け終わるまでに訓練を開始すれば延長給付は適用されます。

 

IT関係資格を狙おう!

一昔前の公共職業訓練というと、ガテン系の技術が中心でしたが、近年はバリエーションが豊富になっています。プログラムやウェブデザイン、DTPやCAD、簿記やファイナンシャルプランナー…など、オフィスワークに役立つコースが増えています。パソコンスキルに自信のない人は、ぜひ活用しましょう!

 

国だけでなく自治体主催もチェックしよう!

一口に職業訓練と言っても、種類はたくさんあります。国(雇用・能力開発機構)主催のもの、都道府県主催のもの、公的な施設でやるものや民間の専門学校に委託してやるものなど…です。インターネットで情報収集もできますが、まずは近くのハローワークに行き、訓練コースのパンフをもらって、じっくり検討しましょう。その中で、タイミングや内容など最も自分に合った訓練コースを選ぶなら、職業訓練担当のデスクに行って相談してください。

 

募集期間に注意しよう!

公共職業訓練のコースを選ぶ際に、気を付けなければならないのが募集時期です。退職の時期と、志望コース開講まで数カ月も間が空いていたら、給付制限解除のメリットを活かせないことになります。退職の予定があり、公共職業訓練の受講を考えているなら、退職前から訓練コースについて情報を集め、すぐ志望コースが始まるタイミングで退職をしましょう。訓練開始までに退職することが決まっていたら、在職中でも申し込みは可能です。

 

いかがでしたでしょうか。

公共職業訓練はスキルアップだけでなく、失業保険の給付期間の延長まで可能にしてくれます。給付制限解除と延長給付を選ぶなら、所定給付日数を超えて受給できる方が総額は大きいので、ある程度受給してから訓練をスタートさせた方がお得と言えるでしょう。賢く使って、就職・転職を成功させましょう!

 

まとめ

ニートから就職へ!
無料で勉強できる職業訓練校活用術9つ

・雇用保険を払っていなくてもOK!
・チャンスは1度の失業で1度きり!
・交通費、通学手当も支給される!
・失業保険の給付制限を解除しよう!
・失業保険の期間を延長しよう!
・延長給付は支給残日数に注意しよう!
・IT関係資格を狙おう!
・国だけでなく自治体主催もチェックしよう!
・募集期間に注意しよう!

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