のしの書き方でよく間違える9つのポイント

のしの書き方でよく間違える9つのポイント
結婚祝いや法要など、冠婚葬祭に欠かせないのし・のし袋。誰もが身近にふれているのし・のし袋には、使い方や書き方など、昔ながらの決まり事がたくさんあります。例えば祝儀袋1つとっても、赤い六角形の「のし」の図柄の入っているもの・いないもの、水引が結び切りのもの・蝶結びのもの、表書きが「御祝」のもの・「寿」のものなど、たくさんの種類が販売されていて、選ぶときに迷い、時に間違ってしまうこともあります。

そこで今回は、お祝いの時、弔事の時、どんなのし・のし袋を選んだらよいのか、のしに何をどう書いたらいいか、なぜそれを使うのかの意味をまとめた、のしの書き方でよく間違える9つのポイントをご紹介します。

 

のしの書き方でよく間違える9つのポイント

 

結婚祝いの表書きは「御祝」「寿」で、紅白・金銀の結び切りの水引きを

ご結婚される方へお祝いを贈るのし・のし袋には、表書きは「寿」か「御祝」、「結婚祝」か「祝御結婚」と書きます。水引きは赤白、紅白、金銀、金赤の色で、結んだ両端を上に跳ね上げた結切りのものを。これには固く結ばれ、二度とほどけないという意味がこめられています。

 

帯祝いの表書きは「祝い帯」か「御帯」で、水引きは紅白の蝶結びを

妊娠5ヵ月目の妊婦に、出産の無事を祈り戌の日に腹帯を贈る帯祝い。そののし・のし袋の表書きは、実家から自分の娘に贈る時には「祝い帯」と、他人の娘に贈る時には「御帯」と書きます。水引きは紅白の蝶結びのものを。これはほどいても何度も結べるため、何度繰り返してもよいことを祝うという意味があります。

 

出産祝いの表書きは「御出産祝」「御祝」で、水引きは紅白か赤金、赤銀の蝶結びを

出産をされた方へお祝いを贈るのし・のし袋には、表書きは「御出産祝」か「祝御安産」か「御祝」と書きます。水引きは紅白か赤金、赤銀の蝶結びのものを。こちらも帯祝いと同様、何度繰り返してもよいことを祝うという意味があります。

 

入園・入学祝いの表書きは「祝入学」「入園祝」で、水引きは紅白の蝶結びを

入園・入学にお祝いの品またはお金を包む時ののし・のし袋の表書きは、「祝入学」「入園祝」「入学御祝」「御祝」とし、水引きは紅白の蝶結びのものにします。こちらも帯祝い、出産祝いと同様、何度繰り返してもよいことを祝うという意味があります。

 

卒業・就職・成人のお祝いの表書きは「祝御卒業」「就職御祝」「成人式御祝」で、水引きは紅白の蝶結びを

卒業のお祝いの品またはお金を包むのし・のし袋の表書きは「祝御卒業」と、就職のお祝いには「就職御祝」と、成人式のお祝いには「成人式御祝」と書きます。水引きは紅白の蝶結びのものとします。

 

賀寿の表書きは年齢によって異なり、水引きは金銀または紅白の蝶結びを

還暦、古希など、長寿のお祝いを賀寿と呼び、お祝いを贈る方の年齢によって表書きが異なります。還暦(数え年61歳)のお祝いは「祝還暦」「寿」、古希(数え年70歳)のお祝いは「古希御祝」「寿古希」、喜寿(数え年77歳)のお祝いは「祝喜寿」、米寿(数え年88歳)のお祝いは「米寿御祝」、卒寿(数え年90歳)のお祝いは「祝卒寿」、白寿(数え年99歳)のお祝いは「白寿御祝」と書きます。すべて水引きは、金銀または紅白の蝶結びのものにします。

 

お見舞いの表書きは「御見舞」「お見舞」で、水引きは紅白の結び切りを

病気やケガ、火災や風水害や地震など一般的なお見舞いを贈る時には、表書きは「御見舞」「お見舞」と書きます。のし袋は折りはしに紅のラインの入った、お見舞い用か無地ののし袋を使うことが多いのですが、水引きのついたのし袋を使う場合には、紅白の結び切りのものとします。これは結婚祝いと同様、「一度きりで繰り返さない」という意味が込められています。

 

仏式会葬の表書きは供える時により異なり、水引きは総銀か黒白の結び切りを

通夜、葬式、葬儀などのお悔みごとにも、お金や品物を包むのしを使います。仏式会葬の表書きは、お金を備える際には「御香典」「御香料」とし、品物やお花を供える際には「後香華料」とします。また、霊前に供える際には「御霊前」とし、四十九日以降に備える際には「御仏前」、主に通夜に備える際には「御悔」とします。いずれも水引きは総銀か黒白のの結び切りのものとします。

 

法要の表書きは仏式・神式・キリスト教式によって異なり、水引きは総銀か黒白の結び切りを

法要の際にお金や品物を供える場合ののしの表書きは、仏式か神式かキリスト教式かによって異なります。仏式法要だけに使われるのが「御仏前」で、仏式・神式のいずれの場合にも使われるのが「御供物料」です。仏式・神式・キリスト教式のいずれの場合にも使われるのが「お花料」
「御霊前」です。いずれも白無地ののし袋か、水引きのついたのし袋なら、水引きは総銀か黒白の結び切りのものとします。
冠婚葬祭のさまざまな場面で使われるのし・のし袋は、種類がたくさんあって、ルールを覚えることはかんたんではありません。でも上のように、なぜそれを使うのかの意味も含めポイントを知っておけば、迷うことも少なくなるはずです。ぜひ参考にしてください。

 

まとめ

のしの書き方でよく間違える9つのポイント
・結婚祝いの表書きは「御祝」「寿」で、紅白・金銀の結び切りの水引きを
・帯祝いの表書きは「祝い帯」か「御帯」で、水引きは紅白の蝶結びを
・出産祝いの表書きは「御出産祝」「御祝」で、水引きは紅白か赤金、赤銀の蝶結びを
・入園・入学祝いの表書きは「祝入学」「入園祝」で、水引きは紅白の蝶結びを
・卒業・就職・成人のお祝いの表書きは「祝御卒業」「就職御祝」「成人式御祝」で、水引きは紅白の蝶結びを
・賀寿の表書きは年齢によって異なり、水引きは金銀または紅白の蝶結びを
・お見舞いの表書きは「御見舞」「お見舞」で、水引きは紅白の結び切りを
・仏式会葬の表書きは供える時により異なり、水引きは総銀か黒白の結び切りを
・法要の表書きは仏式・神式・キリスト教式によって異なり、水引きは総銀か黒白の結び切りを


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