「お願い、葬儀の受付お願いしても良いかな?」と言われて、嫌だとは言えませんよね~。でも心の中では「引き受けたものの、葬儀の受付ってどのようにしたら良いの!?」とちょっと不安に思う気持ちもあるのではないでしょうか。冠婚葬祭の行事は頻繁に行われるものではありませんし、突然その時はやってくるものです。冠婚葬祭の正しいマナーを完璧に理解している方はなかなかいませんし、葬儀という厳粛な場では人に聞きにくいという方も多いと思います。けれども大切な方の葬儀ですから、失礼があってはいけません。任された仕事は、きちんと責任を持って果たしたいものですよね。そこで今回は「葬儀の受付、はじめてでも恥をかかない7つのポイント」と題してご紹介してまいります。これさえ知っておけば大丈夫です!さぁ、早速ご紹介いたしますね。
葬儀の受付、
はじめてでも恥をかかない7つのポイント
出掛ける前に要チェック!身支度は完璧に
葬儀に来た方が一番最初に顔を会わせるのは、受付に立っているあなたです。もちろん葬儀の参列者全員と顔を会わせることになります。よって当たり前の事かもしれませんが、身支度はしっかりと整えておきましょう。喪主の信頼を裏切る事のないように振る舞ってくださいね。喪服はきちんと着こなせているか?髪の毛はボサボサではないか?など、受付担当者は常に身支度は完璧にしておきましょう。
葬儀開始1時間前に到着して、自分の役割を知ろう
葬儀会場には最低1時間前に到着しているようにしましょう。なぜなら、あなたは参列者の方をお迎えする立場にあります。なのに参列者よりも後に到着する事は、とても恥じるべきことです。ですから参列者がまだ来ない1時間前に到着して、自分の今日の役割をきちんと確認しておくことが大事です。葬儀社の担当者と確認をして、自分の当日の動きを予想しておくこともとても大切です。
受付周りの備品に漏れがないようにしよう
受付は、身一つではできません。色々と必要なものがありますので、きちんと準備が出来ているか参列者が来る前にチェックしておきましょう。1番重要なのは、芳名帳や香典帳です。喪主が香典返しをする際に確認するものですから、きちんと準備しておきましょう。また、芳名帳や香典帳を書くときの筆記用具もきちんと準備しておく必要があります。
聞かれたことに答えられるように、くまなく会場をチェック
受付にいると、参列者の方から色々と聞かれることも多くなります。トイレはどこですか?車はどこに止めたらいいですか?などの質問は良く受けると思います。その時に「分かりません」と答えるのは恥ずかしいですよね・・・ですから、参列者に聞かれても何でも答えられるように、会場の下調べは抜かりなく行ってください。
弔電やお供物、供花への対応もしっかりと
せっかく頂いた弔電・お供物・供花などへの対応も、受付の仕事です。そのままにしておいて、喪主に伝えることを忘れてしまったなんてことは絶対に避けてください。けれども、喪主は葬儀当日すごく忙しいと思われます。ですから、弔電・お供物・供花を誰から頂いたか分かるようにして、葬儀社の担当者にきちんと渡すようにしてください。報告・連絡・相談は人とのコミュニケーションにおいてすごく重要です。頂いたものは、受付のあなたが責任を持って預かりましょう。
芳名帳への記入対応
参列者が葬儀の会場を訪れたら、まず受付を訪れます。ですから、受付担当者の印象というのはとても大事です。まずは忙し中足を運んでくれた参列者に、感謝の気持ちを込めて一礼をしましょう。そして、忘れずに芳名帳への記入をお願いしましょう。その際に、名前だけしか記入しない参列者がいたら「大変申し訳ございませんが、住所も記入して頂いてよろしいでしょうか?」とお伺いしましょう。住所が書かれていると、喪主がお礼をするときに、すごく役立ちます。
香典の受け取り対応
受付では、ご香典を受け取って下さいね。この時、参列者の前ではなく、絶対にいない所できちんと金額を記録しておくようにしてください。後で、喪主がすごく助かりますので・・・。ご香典を受け取る際に、参列者からお悔やみの言葉を頂くと思います。お悔やみの言葉に対しては、きちんと頭を下げて「ご丁寧に恐れ入ります。」と丁重にお礼の言葉をお返ししましょう。
以上、「葬儀の受付、はじめてでも恥をかかない7つのポイント」と題して、絶対に知っておいて頂きたい事をご紹介しました。葬儀の受付は結婚式の受付と違って、厳粛な雰囲気があるので緊張してしまいます。悲しみに暮れている参列者に対して、失礼のない対応をするためにも今回ご紹介した7つのポイントを、しっかりと頭の中に入れておくことが大切です。何も心配することはありませんよ~安心して、受付のお仕事を頑張ってきてくださいね。
まとめ
葬儀の受付、
はじめてでも恥をかかない7つのポイント
・出掛ける前に要チェック!身支度は完璧に
・葬儀開始1時間前に到着して、自分の役割を知ろう
・受付周りの備品に漏れがないようにしよう
・聞かれたことに答えられるように、くまなく会場をチェック
・弔電やお供物、供花への対応もしっかりと
・芳名帳への記入対応
・香典の受け取り対応