現役面接官が語る、グループ面接で特に注目するポイント9つ

現役面接官が語る、グループ面接で特に注目するポイント9つ
グループ面接では一体、採用担当者は何を見ているのか

2人~3人程度の面接官に対して、学生が5~6人で行うグループ面接。そこでは何を見ているのでしょうか。まずグループ面談の攻略を考えるにあたって外せないのが、この人事の視点です。あなたを次の面接に進めるかどうするかを決める人事が、どんなことを考え、どんな評価基準を持っているのか、「採用する側」のことを気遣えなければなりません。ここでは、9つのポイントとして、採用者サイドの視点から、グループ面接を考えてみようと思います。

 

現役面接官が語る、
グループ面接で特に注目するポイント9つ

 

社会人らしいしゃべり方ができない

面接では、学生のしゃべり方ではなく限りなく、社会人に近いレベルで自分をアピールしなければなりません。グループ面接に通らない就活生は、学生言葉が抜けない人が少なくありません。就活でのPRの伝え方は文章だろうが口頭だろうが、構成は全く一緒です。ところが、これが出来ない就活生が非常に多いです。この理由は、習得するまで時間がかかるからです。それくらいこの端的に社会人レベルでしゃべれるようになるというのは、重要かつ難易度が高いのです。逆を言えばできる人が少ないわけですから、できるようになればそれが差となって現れます。話すことは、意識しなければ治すことができません。日頃から、意識しておくことが、必要です。

 

第一印象にはマイナスの要素がある

特に第一印象で、声に張りがない、面接官と目を合わせられない、緊張して慌てているのが伝わってくる、イスに座る姿勢が悪い、足がバタついて落ち着きがない、猫背になって自信がなさそうに見えるなど、話す内容以外で損をしている就活生が多いです。髪形もそうです。就活では清潔感重視で準備しないといけません。この第一印象は、自分では改善点を見つけづらいですから、早いうちから誰かに面接を見てもらうことをお薦めします。面接の内容以前に、マイナスイメージを先入観として持たれてしまいますから、要注意です。

 

マナーにはマイナスの要素がある

就活の中ではマナーが重要です。特にグループ面接の場合は致命傷になります。何故かと言えば、ほかの就活生と並ばされ比較されるため、特に目立つからです。面接の最初で「本日はよろしくお願いします」と言えなかったり、質問に対して返事を的確に返せないなど、挙げればきりがありません。一つ一つの言動がチェックの対象になっているわけです。マナーにこだわる就活生はすぐに見分けがつきます。マナーはすぐには身につきません。日頃から、意識して行動するように努めましょう。

 

話が長すぎる

グループ面接の特徴は、話せる時間が限られていることです。面接と言っても個別面接もあれば、グループディスカッションなどもあります。そのような比較的時間を与えられている面接と、時間の短いグループ面接とは区別して対策をしなければなりません。時間が短いということは、いかに短時間で効果的に自分をアピールできるか、これがすべてです。ですから、話しが長すぎる学生は論外ということになります。採用担当者としては、話が長い=熱意がある、とはグループ面接では受け取ってくれないことが多い様です。

 

話が短かすぎる

もう一つ注意しないといけないのが、話が長いのに対して、聞かれた質問にただ答えるだけという「回答が短すぎる」学生というのもます。回答が短すぎると今度は逆に印象に残らないということになります。ですから長すぎず短すぎずで一つの回答は、30秒程度にまとめることを当面の目安として取り組むように努力してください。面接には相手がいます。相手にストレスを与えないようにはどうしたらいいのかを真剣にかんがえていかなければなりません。

 

質問に対して回答までに時間がかかる

質問には迷わず即答しましょう。時間は限られています。質問に対して回答までに時間がかかると、自分の考えがない、臨機応変に行動できないなどのマイナスイメージをもたれてしまいます。自分の面接時間が減ってしまいますし、即答をしましょう。まずは意思表示が大切、優柔不断は禁物ですから。ですが、慌ててはいけません、慌てると必ず早口になります。ゆっくり話しながら、頭の中で整理をして流れをつかむことが有効です。

 

自己PRや志望動機が丸暗記

面接の練習というと、すぐに丸暗記に走る就活生がいますが、暗記だけでは不十分です。採用担当者が見ればすぐに暗記か、自分の頭で考えているかの見分けがつきます。暗記に頼ると特にちょっとした変化球を投げられると、対応ができません。例えば「自己PRをお願いします」と言われれば答えられるのに、「自己紹介を…」と言われると平気で何も考えず用意してきた自己PRをしゃべってしまう就活生が多いです。

 

コミュニケーションがとれない

就活生を一列に並べて面接をするのがグループ面接の基本ですから、悪い意味でも相当目立ちます。100名規模で集まる説明会であっても「あくびをしたり」「うとうとしていたり」している就活生は、チェックされるわけですから、グループ面接のような少数面接では、特に目立ちます。自分のこと以外は興味がない、コミュニケーション力の低い学生だ、と思われてしまってはせっかく懸命に作成した自己PRをしても、それが無駄になってしまいます。面接では、見られているということを忘れてはなりません。

 

自分の出番が終わるとすっかり油断してしまう

グループ面接で重要なのは、何も「自分がしゃべっている時」だけではありません。面接官は常にグループを目の前にして面接をしていますので、全体を見ています。ところが、そのことをすっかり忘れてしまい、意識しておらず、自分の出番が終わった途端に「姿勢が悪くなったり」「ぼーっとしていたり」「他の就活生の話を全く聞いていなかったり」と油断をする就活生がいます。これでは駄目です。気持ちはわかりますが、油断大敵、面接会場に入室して、退出するまでがグループ面接なのですから。
如何でしたか?

心理学で良く言われる言葉に、『第一印象は間違わない』、という言葉があります。それほど、第一印象は重要なのです。時間の短いグループ面接では、とくに大切で、ここで取り上げた、9つのポイントをうまく活用して、自分をアピールしましょう。それには、日頃の意識が重要です。日常生活の中でしっかりとした、準備を怠らなければ、必ずよい結果が現れます。スポーツと同様、自信は日頃のトレーニングから培われるものですから。

 

まとめ

現役面接官が語る、グループ面接で特に注目するポイント9つ
・社会人らしいしゃべり方ができない
・第一印象にはマイナスの要素がある
・マナーにはマイナスの要素がある
・話が長すぎる
・話が短かすぎる
・質問に対して回答までに時間がかかる
・自己PRや志望動機が丸暗記
・コミュニケーションがとれない
・自分の出番が終わるとすっかり油断してしまう


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