最終面接、ライバルに差をつけ内定を獲得する9つの方法

最終面接、ライバルに差をつけ内定を獲得する9つの方法
書類選考と複数回に渡る面接を経て、やっとの思いで最終面接までこぎ着けたあなたは、「ここまで来れば一安心だ。」と思いますか。それとも「最後まで気は抜けないな。」と、より一層気を引き締めて最終面接に臨むのでしょうか。どこの企業も採用数を絞っている昨今において、本当に採用したい人にしか内定は出しません。後者の気持ちを持って、念には念を入れて行動して欲しいものです。面接は結果が全てで内定を勝ち取らなければ何の意味もありません。最終面接は「意思確認の場」として、内定はほぼ確定しているも同じと高をくくっていると、痛い目に遭うでしょう。

最終面接に残った応募者達は、仕事における能力やスキルは皆合格レベルであるとみなされた人達です。その中で、「あの子よかったね、是非入社して一緒に働きたい!」と思ってもらえる人材として内定を獲得するにはどうしたら良いのでしょうか。それは難しいことは何一つないのですが、ほんの少し意識を持つだけで、当日本人から発せられるオーラは明らかに違い、周囲のライバルからも一目置かれる存在になるはずです。ぜひ、以下の9つのポイントを意識して最終面接に臨んでください。

 

最終面接、
ライバルに差をつけ内定を獲得する9つの方法

 

1.書類の文字は丁寧に美しく書く

採用枠1名に対し、2名の応募者で採用を迷ってしまったら、あなたが採用担当ならどう選びますか。まずは2名を比較検討するために、履歴書やエントリーシートに目を通すはずです。その際に記載している文字が汚かったり、乱雑に書き殴るような書類であったら読む気がおきません。もう一方が丁寧で読みやすい文字で書いてあったら、当然のことながら後者の印象はぐっと上がります。面接官は人間ですので、些細なことで相手に対しての印象が変化してしまうのです。結果的に内定がもらえるのは丁寧な文字を書いた応募者の可能性は限りなく高くなるでしょう。

文字はもちろんきれいで達筆ならそれに越したことはありませんが、より重要なのは「いかに丁寧で気持ちがこもった文字であるか。」なのです。雑に書かれた文字からは、仕事も雑にされそうだなという印象を与えかねません。現在はキーボードで入力した書類を提出する応募者も増えてはいますが、まだまだ手書きにこだわる方は企業側にも応募者にも多くいます。「文字はその人の性格を表す」といいます。書類は丁寧に書くことを忘れないでください。

 

2.足でかせいだことをアピールする

事前の準備として企業分析を行うことは、最終面接を受ける応募者のほとんどがしっかりとやってくるはずです。ここで周囲と差をつけるにはどうしたらよいでしょうか。それはインターネットの情報に是非「自分の足で稼いで得た情報」をプラスすることです。インターネット上で得られる知識ももちろん大事ですがそれを押さえつつ、目で見て感じたことがあると当日の話の内容にぐっと説得力が増してきます。建設会社であれば現在建設中の建物を見に行ってくる、鉄道会社であれば実際にその電車に乗ってみる等、時間と労力はかかりますが、忙しい中行ったことは決して無駄にはならないでしょう。面接官はその行動力に感心すると共に、この会社に入社したいのだなと熱意が伝わること必至です

 

3.会話の内容に具体的数字を提示する

面接官は数多くの面接をして応募者の話を飽きるほど聞いてきています。大抵の話には驚いたり興味を持つことも少なくなっている状態の中で、少しでも興味を惹きつけるために出来ることは何か。話の内容を数字で表せるものは出来る限り具体的数字を提示しましょう。具体性が増すことでより印象づけることが出来ます。またビジネスの場においても数字はつきものですので、入社後もしっかりと仕事が出来そうだなと見てもらえるでしょう。

 

4.中央に座っている面接官を狙って話す

大抵の面接において、最終面接までは採用担当者が面接し判断していることが多いですが、最終面接には人事担当役員や会社によっては社長が直接行う場合もあります。採用担当者が良いと判断していても、最終面接でひっくり返されるなんてことも実際にあるようです。ですので、その最高責任者に選んでもらえるよう意識を向けて面接に臨みましょう。面接官が横一列に並んで座っていた場合、十中八九中央に座っているのが偉い人です。その人に向けて自己アピールしましょう。ただし、露骨な態度はNGです。さりげなく雰囲気を察知しながら行ってください。

 

5.企業理念について触れる

4.で最終面接には役員クラスもしくは社長がいる可能性が高いと述べましたが、その方達の心を掴む話の内容について紹介します。応募者は自身の夢や企業の事業内容等について話がちですが、面接の中で話す機会を与えられたら「企業理念」について是非触れてみてください。会社の上役や社長などの経営者もしくはそれに近い地位ある人というのは、経営において常に企業理念を意識して仕事をしています。また、その理念を従業員に浸透させるべく指導を行っています。従業員として日々業務に追われていると中々そこまで意識が回らないのが現実ですが、一段高いところで理念の重要性に理解を示すことで彼らから一目置かれた存在になるでしょう。

 

6.面接時以外の言動に注意する

最終面接まで残る人というのは、業務上の能力・スキルは皆すでに合格ラインであるとすでに述べましたが、正直なところ採用側も迷っている場合が多く、あら探しのような状態になることもあります。その上で応募者も皆全力で面接に臨んでくるのですから、ますます難しくなってきます。そこで面接時以外で応募者の言動や人柄をチェックしていることもあるようです。面接の待合室で素の姿を見ているなんてこともあるかもしれません。面接当日は会社の手前からトイレまで、言動や態度に気を抜かないよう気をつけましょう。そこまで気を配れる人は企業側にとっても是非採用したい人として選ばれるでしょう。

 

7.スーツはクリーニングからおろしたてを着る

身だしなみが重要であることはわざわざかく必要はないほど周知の事実ですが、意外にもスーツに気が回らなくなっている人がいます。中に着るシャツは毎回取り替えるので常に新しいものを用意しますが、スーツはそうはいきません。しかし、最終面接まで進むとスーツも何回も着用しているのでくたくたになっています。大切な最終面接の際にはクリーニングからおろしたてのスーツを用意することをおすすめします。案外目立つので面接官の印象が良くなることに加えて、本人もぴしっと気合いが入り、自信へとつながっていきます。大人数の中で比べると意外にも目立つものです。

 

8.長く働く意欲を見せる

多くの応募者にありがちなのは、入社がゴールになってしまって、その先の将来をあまり考えていない場合があります。あくまでも入社はスタートであり、これからの長い社会人生活を御社で頑張りますとアピールすることで、面接官からこの人は長期的視点を持っているなと評価されるでしょう。周囲に差をつけられるはずです。

 

9.他社で内定がでていなくても「ある」と答える

「弊社の他に面接している会社はありますか。内定はもらっていますか。」最終面接で必ず聞かれる質問です。そこでは例え内定がまだ出ていない状況でも「YES」と答えましょう。優秀な人材は他社でも同様です。内定をもらっていることを伝えることで、採用担当も我が社の判断も正しかったと安心する材料になりますし、他社へ持って行かれないためにと迅速に連絡が来るはずです。

 

いかがでしたか。

冒頭でも述べたとおり、最終面接は能力・スキルがあると見なされた人達が集まっています。その中で内定を勝ち取るためには、周囲と同じ事をしていては埋もれてしまったまま終わりです。「選ばれる人材」にならなければいけません。そのためには紹介した9つのポイントを守って面接に臨みましょう。一つ一つは些細な事かもしれませんが、面接官に与える印象は格段に良くなるはずです。意識を高く持つことで内定獲得を目指しましょう。

 

まとめ

最終面接、
ライバルに差をつけ内定を獲得する9つの方法

1.書類の文字は丁寧に美しく書く
2.足でかせいだことをアピールする
3.会話の内容に具体的数字を提示する
4.中央に座っている面接官を狙って話す
5.企業理念について触れる
6.面接時以外の言動に注意する
7.スーツはクリーニングからおろしたてを着る
8.長く働く意欲を見せる
9.他社で内定がでていなくても「ある」と答える

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