面接では好感度の高さをアピールしていくことが大切ですよね。ですが、同じくらい大切なのが「落とされるきっかけを作らない」ということです。良い点を採点するよりも、悪い要素を採点する方が簡単なのです。こんなことを面接で言わないよう、事前にしっかり対処しておきましょう。
そこで今日は、面接官が嫌がる、アルバイトの面接で絶対にしてはいけない質問についてお伝えします。ではご覧ください。
アルバイトの面接で絶対にしてはいけない9つの質問
他社の愚痴や悪口を言う
転職活動でついうっかり口に出てしまうのが、前に勤めていた会社やアルバイト先の愚痴や悪口です。転職活動では退職理由を聞かれるため、つい愚痴や悪口をあげ連ね、自分が退職したのは「自分のせいではなく、会社やアルバイト先の責任なんだ」と訴える人がいます。これは逆効果。
「うちでも、きっとこう思われて辞めるんだろうな」といらぬ想像をさせてしまいます。自分が、度量の小さな人間と受け取られてしまいますから、十分に気をつけましょう。
他社を褒めすぎること
入社や入店を目指すきっかけを聞かれたときに、「他社で売り出している商品・製品・サービスに感動したことがきっかけ」と正直に答えるのはいいとして、褒めすぎるのはだめです。「じゃあ、そちらを受ければ?」と突っ込まれやすいので要注意です。バランスを考えて、発言に注意しましょう。
調べていない、わからない、どうでもいいはだめ
自分のことを聞かれているのに、わからない、どうでもいいと答える人には不信感を持ってしまいます。また企業のどんなところがいいと思ったか、どんな貢献ができるか問われたときに、「調べていない、わからない、どうでもいい」を繰り出すと、担当者もそれ以上、何か聞こうという気持ちになりません。
見えを張って、嘘をつく必要はありませんが、こればかりでは、どうにもなりません。
質問に関係のないことを言ったり、はぐらかすこと
質問に対して逆に質問することや、質問したことに答えないのもだめです。こちらが年をたずねているのに、「幾つに見えます?」と返すのはコミュニケーション手段と思うかもしれませんが、時間が限られている面接ではマイナスです。
せっかくのアピールの時間を無駄にしないようにしましょう。
長い自慢話はだめ
過去の華やかな経歴をひとつひとつ順を追って、長々と説明するのもだめです。自分をわかってほしい気持ちはわかりますが、長い話は興味を失わせる原因になってしまいます。ポイントをおさえて、いくつかに絞りましょう。面接は、自分を知ってもらうためのものですから、嫌われたら逆効果です。
上から目線の発言はだめ
どういう待遇を用意しているのか、どんなポジションを用意しているのか、まだ雇われてもいないのに待遇、年収、ポジションのことばかり気にするなど、雇われた前提で話すのは「上から目線の発言」と、とられてしまいます。
過度になると、マイナスイメージとなってしまいます。気をつけましょう。
コネ入社をにおわせる発言はだめ
コネ入社は内々の話です。面接の場では、当然、口に出さないようにしましょう。紹介してくれた方にも、迷惑がかかるかもしれません。コネ自体が悪いこととは限りませんが、面接の場という状況を考えずに行うことは、非常識だと考えられてしまうでしょう。非常識な行動は、面接で一番嫌われる行動になっています。
自分に自信がありませんは、マイナスイメージ
自信がないのは、就職活動をする人、全員共通の気持ちです。前面に出してアピールしても効果はなく、むしろマイナスイメージとなります。自身がありませんは、遠慮ではありません。精一杯頑張ることを伝えるほうが効果的でしょう。ただし、何でもやりますはだめです。自分がいかに会社に対し貢献できるかを、真摯な態度で訴えることが大切です。
公序良俗違反、偏った主義主張は大きなマイナス
社会で問題を招きやすい意見、公序良俗違反にとらえられるような意見を持っている人は、まず一番にはじかれます。自分で客観的に、それに当たるかどうか判断できないときは、面接練習で誰か他の人に確認してもらいましょう。
普段から、つい口に出してしまうくせがある人は、十分に注意しておきましょう。くせは、意識しないと治りません。口に出してしまってからでは、後の祭りです。
如何でしょう、面接官側から考えてこんな人は採用できないと思われる人についてお伝えしました。聞きすぎてはいけない質問や、長い自慢話など様々な事にこの人はだめと感じますよね。面接官の視点から見ただめな例を知って面接を受けるときは絶対にしないように注意しましょう。 自分を面接官の立場において、考えて見れば、自ずと答えは出てきますね。ここで考えた9つのポイントを考慮して、本番の面接に活かしてください。
まとめ
アルバイトの面接で絶対にしてはいけないのは
・他社の愚痴や悪口を言う
・他社を褒めすぎること
・調べていない、わからない、どうでもいいはだめ
・質問に関係のないことを言ったり、はぐらかすこと
・長い自慢話はだめ
・上から目線の発言はだめ
・コネ入社をにおわせる発言はだめ
・自分に自信がありませんは、マイナスイメージ
・公序良俗違反、偏った主義主張は大きなマイナス