今から実践できる!グループ面接の必勝テクニック9つ

今から実践できる!グループ面接の必勝テクニック9つ
グループ面接は、通常、3~4名の学生を相手に2~3名の面接官が質問をする形式の面接です。同じ質問に対して一人ずつ答えさせるケースが多いため、面接官に自分の印象をいかに強く与えられるかが重要なポイントとなります。困ってしまうのが、自分の考えていたのと同じような意見を他の学生に先に言われてしまうこと。こうした場合でも、はっきりと自分の意見を述べることです。つまり、あくまでも、自分の言葉で回答すればよいのです。今回は、グループ面接で苦戦する学生の9つの共通点を整理しながら、集団面接の攻略ポイントを学んでいきましょう。1次面接の選考で落ちるのは、本当にもったいないです。

 

今から実践できる!
グループ面接の必勝テクニック9つ

 

内容がいくら良くても、伝え方が幼稚ではその良さが伝わりきらない

要領よくポイントを整理して話すことが重要です。集団面接では、一人に対してたたみかけるような質問がなされることはまずありません。限られた時間内に応募者全員にひととおりの質問をし、回答を得るためには、一人に集中していられないからです。集団面接では2、3回のやりとりがあってすぐに、次の人に質問が移ります。面接担当者によっては、わざと重ねての質問をしないで突き放して様子を見ることもあるようです。少ないチャンスを活かすためにも、コミュニケーション能力は重要な鍵となります。

 

就活マナーは徹底すること

第一印象をよくするためにはマナーをしっかりすることが重要ということになります。グループ面接は、1人1人の話す時間は短く、第一印象が重視されます。話の内容より、表情・姿勢・話し方そのものを特に意識しましょう。第一印象で9割が決まる、と言っても過言ではないでしょう。はじめの数秒で面接は終わっているかもしれないのです。面接において第一印象はかなり重要です。注意しましょう。

 

話の長さを自分でコントロールできるくらいに練習を積み重ねる

面接官の問いかけには、結論から端的に答えましょう。結論→理由(具体例)の順に30秒~45秒で話せるような分量が目安です。3分くらい話をする人のペースに、全員がつられてしまい面接官がまったく質問できないまま面接時間終了なんてこともあります。自分にとっても損になるだけです、一方的に話しすぎないよう注意しましょう。したがって、集団面接では、1回の質問に対して必要十分な回答をし、面接担当者に「いまひとつ納得がいかない」といった印象を残さないことが大切です。結論を先に持ってきて、言いたいことをまず伝えるなど、話し方にも工夫が必要といえるでしょう。話は結論から端的に話すことです。

 

他の学生の名前を覚え、他の応募者の話も聞いておく

同意するにせよ、反論するにせよ、誰が何を行ったのかを踏まえて意見を言うと説得力が増します。他学生の話をよく聴く、傾聴の姿勢が重要です。集団面接では、長々と回答したり、ほかの人が話しているときに勝手に発言したりする行為は嫌われます。目立ちたい、積極性をアピールしたいという気持ちはわかりますが、周囲に気配りができないようでは、組織人としてなじまないと見られてしまいます。他の応募者が話している時に、自分のことを考えてうわの空、ということは避けましょう。「●●さんの話を聞いてどう思いましたか?」「それはなぜですか?」と聞かれるときもありますし、聞かれなかったとしても、面接はコミュニケーションの場です。周りの応募者が、話をしていることに耳を傾けておくことは、重要です。

 

他人の前でも気後れせずに発言し、素の自分を出そう、回答に個性を出す

他人の前でも気後れせずに発言し、回答に個性を出すこと。集団面接では、同じ質問がそれぞれの応募者に投げかけられることが普通ですが、そのために、質問を受ける順番次第では、自分ならこう答えようと考えていたことを、先にほかの応募者にいわれてしまって、「前の人と同じです」としか答えられなくなってしまう事態が生じます。だれがどんな発言をしたかがわかるので、同じような内容では答えづらい。これが、集団面接のいちばん頭の痛いところです。しかし、たとえば、あなたの長所は何ですかと聞かれて、「だれとでも仲良くできる」ことを挙げる場合、同じ内容でもその回答を導き出すに至った過程や体験はあなた自身のものです。その体験やエピソードを交えながら回答すれば、十分にあなたらしさをアピールすることができるといえるでしょう。

 

むやみに他人を否定しない

就活生の中には他人の話や意見を否定する学生がいます。たとえば、「今までの答えは、なんというか、質問の意図を理解していないように思います」と言った学生がいたとします。仮にそうであっても、他の学生は真剣に考えた上で意見を述べているのですから、他人が否定をしていい理由はありません。否定して評価があがるわけでもありません。他人の意見を踏まえて発言することは必要ですが、むやみに批評や批判をすることは控えましょう。常識が疑われてしまっては、どうにもなりません。

 

丸暗記の自己PRで共感を得られるほど、面接は甘くはない

グループ面接の通過率が低いが、個別面談になると話せるようになる、という就活生がたまにいますが、それはほとんどの場合が思い込みです。自分が話したい内容を伝えられた面接が通過するわけではありません。面接官から評価してもらえる内容を話せた人が通過します。グループ面接という短い時間でアピールできないのに、時間が長くなるとうまくしゃべれるようになるということは、都合のいい妄想にすぎないのです。面接は、丸暗記の自己PRで共感を得られるほど、面接は甘くはないのです。

 

面接会場に入室して、退出するまでがグループ面接

集団面接では、自分の話をしている時間よりも、他の人の話を聞いている時間のほうがずっと長くなります。その間は緊張感をなくしてしまいがちですが、実はこの、「人の話をきいている時間」の態度こそが重要なのです。人の意見に対してイヤな顔をしたり、失敗を薄笑うような態度は禁物。手持ちぶさたになって、つい、髪をかきあげる、爪をかむなど、日頃のクセも出てしまいますから注意しましょう。面接とは、あなたという商品が、いろいろな角度から吟味を受ける場なのですから。入室して、退出するまで緊張の糸をゆるめてはいけません。

 

最後に何か質問はありますか?で挽回できる逆質問

誰よりも先に手を上げるチャンスはなかなかありません。志望者の方から質問を投げかけることを逆質問といいます。 用意していた逆質問を他の志望者に言われてしまっては大変です。「最後に質問はありますか?」などと訊かれた場合は、直ちに挙手しましょう、ここが本当に挽回できるラストチャンスです。このチャンスを、うまく捉えることができれば、今までの失敗を帳消しにできるかもしれません
如何でしたか?

グループ面接では自分が話したい内容を伝えられた面接が通過するわけではありません。面接官から評価してもらえる内容を話せた人が通過します。グループ面接という短い時間でアピールできないのに、時間が長くなるとうまくしゃべれるようになるということは、考えずらいです。限られた短い時間で自分をアピールする力が求められるグループ面接。是非、失敗しないための9つの攻略ポイントを意識して練習に励んでほしいと思います。

 

まとめ

今から実践できる!グループ面接の必勝テクニック9つ
・内容がいくら良くても、伝え方が幼稚ではその良さが伝わりきらない
・就活マナーは徹底すること
・話の長さを自分でコントロールできるくらいに練習を積み重ねる
・誰よりも先に手を上げる
・他人の前でも気後れせずに発言し、素の自分を出そう、回答に個性を出す
・むやみに他人を否定しない
・丸暗記の自己PRで共感を得られるほど、面接は甘くはない
・面接会場に入室して、退出するまでがグループ面接
・最後に何か質問はありますか?で挽回できる逆質問

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